PSV堂安らに影響…オランダリーグは途中終了? 政府が9月1日まで国内スポーツ禁止を発表
連盟はUEFAと協議後に決定すると声明発表
新型コロナウイルスの感染拡大によってヨーロッパ各国リーグは無期限の延期を強いられている。ドイツ・ブンデスリーガは5月に無観客試合での再開を目指しているとの報道がある一方で、オランダのエール・ディビジは同国首相からの通達、また同国サッカー連盟(KNVB)の判断で事実上のシーズン途中終了となる可能性が出てきた。
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英公共放送「BBC」、スペイン紙「マルカ」など各国紙が一斉に報じたところによると、マルク・リュッテ首相は「難しい判断だが、犠牲を払わねばならない」と発言。国内すべてのスポーツを「9月1日」まで禁止することを発表。国内のスタジアムも同日まで閉鎖されているため、現実的に考えて2019-20シーズンの再開は難しい状況となった。
KNVBもこの発表を受けて「政府の決定に基づいて、KNVBはUEFAと協議して、その後決定する。新型コロナウイルスの危機によるフットボール協会の財政難のため、KNVBはまだリーグ戦の中止を完全に決定をしているわけではない」と声明を発表。UEFAとの協議によって最終的な決断を下す方針を明確にした。
リーグに所属するクラブは金曜日に議論する模様で、選手たちがトレーニングするための練習場は「厳しい条件下」で再び開放される予定だという。
現時点でエール・ディビジは26試合終了した時点でアヤックスとAZが勝ち点56で並び、得失点差でアヤックスが首位に立っている。しかし今回の発表でリーグ戦が中止となれば、優勝争いならびにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、UEFAヨーロッパリーグ(EL)来季出場権の順位に影響を及ぼすことは必至だ。
また同国リーグにはAZのDF菅原由勢、PSVのMF堂安律、フローニンゲンのMF板倉滉、トゥウェンテのFW中村敬斗、ズヴォレのMF中山雄太と東京五輪世代の日本代表メンバーが数多く所属し、彼らの実戦機会が失われることも懸念される。
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(FOOTBALL ZONE編集部)