金字塔の海外助っ人FW、日本で戦う覚悟表明 「Jリーグを広めるために努力したい」
柏FWオルンガをFIFAが特集 「驚異的な活躍を見せている」と絶賛
J1柏レイソルに所属するケニア代表FWオルンガが国際サッカー連盟(FIFA)の取材に応じ、「Jリーグを広めるために一層努力したい」と日本で戦う決意を新たにしつつ、成功の要因についても語っている。
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現在26歳のオルンガは2018年夏にスペインのジローナから柏レイソルに加入し、1年目はリーグ戦10試合3ゴールの結果を残した。2年目はリーグ戦30試合に出場すると、得点ランキング2位の27ゴールと叩き出し、チームをJ2優勝&J1昇格へ導いた。
ケニア人初のJリーガーとなったオルンガの特集を組んだFIFAは、「柏では2019年11月24日の京都サンガF.C.戦で13-1の勝利を収め、8ゴールを挙げたパフォーマンスが物語るように、オルンガは驚異的な活躍を見せている」と絶賛している。
オルンガの活躍で記憶に新しいのは、昨季J2リーグの最終節・京都戦の爆発ぶりだろう。圧倒的な存在感を放ったオルンガは前半だけでハットトリックを達成し、後半にも5ゴールを重ねて、Jリーグ記録となる1試合8ゴールの金字塔を打ち立てた。オルンガも「正直なところ、あの試合で8ゴールも決められるとは思っていなかったよ。ハットトリックすることが目標だったからね」と振り返っている。
オルンガにとってJリーグ挑戦の意味は大きいという。「今ではケニアの誰もがJリーグのことを聞くと、僕のことを思い浮かべるようになっている。アフリカ大陸にJリーグを広めるために一層努力したいし、それは日本サッカーの成長にとっても素晴らしいことだ」と使命感を抱いており、さらなる活躍を期している。