香川が今季公式戦初出場も脳震とうで交代 症状次第ではアギーレ初陣回避も

 

前半20分で無念の交代

 マンチェスター・ユナイテッドMF香川真司が26日のキャピタルワン杯2回戦のMKドンズ戦で先発し、今季公式戦初出場を果たしたが、前半9分に相手選手と激突。鼻から流血するアクシデントに巻き込まれ、同20分にMFヤヌザイと交代でピッチを去っている。チームは0-4で敗れた。

 番記者のジェラッド・ピータース氏は自身のツイッターで香川の負傷についてのチーム側の発表を「マンチェスターUは香川が軽度の脳震とうの疑いありと考えている。(香川が)視界がぶれると訴えている」と速報。クラブの公式HPでも軽い脳震とうを起こしたと報告している。

 脳震とうは一時的に意識を失う症状以外にも、耳鳴りや、物が二重に見えるなどの視覚変化、頭痛、吐き気などが伴うことがある。1日で症状が回復することもあれば、全治には2週間以上かかることもある。

 アルゼンチン代表MFアンヘル・ディマリアがレアル・マドリードから英国史上最高額の移籍金で加入してきたために、香川の8月30日の敵地バーンリー戦出場はそもそも微妙な状況だが、精密検査などの結果次第では日本代表を率いるハビエル・アギーレ監督の初戦となる9月5日のウルグアイ戦も欠場となる可能性が浮上するかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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