ドルトムントMF、PSG戦ネイマールの“迫真ダイブ”に怒り心頭 「今も理解できない」
ドルトムントMFジャンが欧州CL・PSG戦での“乱闘未遂”を振り返った
ブンデスリーガ、ドルトムントのドイツ代表MFエムレ・ジャンが、パリ・サンジェルマン(PSG)に0-2で破れた今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2戦でのブラジル代表FWネイマールとの“乱闘未遂”を振り返り、怒りをあらわにした。英紙「デイリー・スター」が伝えている。
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第1戦を2-1の勝利で終えていたドルトムントは、今年2月11日にベスト8進出をかけて敵地での第2戦に臨んだ。しかし前半28分、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアのコーナーキックからネイマールがダイビングヘッドを決められ先制点を失うと、同アディショナルタイムにはスペイン代表DFフアン・ベルナトに追加点を奪われ、2戦合計スコアで2-3と逆転負けを喫している。
ひと悶着があったのはこの試合の後半43分。ネイマールがドリブル突破で右サイドを駆け上がろうとした際、ジャンとタッチライン際でデュエルとなり、突き飛ばされてピッチに転倒したのだった。
そして、ファウルを受けてすぐに起き上がったネイマールから威嚇するように顔を突きつけられたジャンが、ネイマールを離そうと相手の胸付近に手をかけ、突き放すような素振りを見せると、ネイマールは再びピッチに転倒。両チームの選手が入り乱れて一触即発となったなか、ジャンはレッドカードで一発退場、ネイマールにはイエローカードが提示された。
ジャンはドイツ紙「ビルト」のインタビューで、「今も理解できない。あれはレッドカードではなかった。サッカーを知っている人であれば誰もが、このような状況はよくあることだと分かるはずだ」とコメント。さらに「ネイマールは自分からピッチの外に体を投げた。あれがレッドなら、毎試合15枚は出ているよ」と続け、自身の退場判定に今も納得がいっていない様子だった。