ピルロが選ぶ「プレミアリーグBEST11」 “希代のレジスタ”が称賛した名手とは?
英誌に語る クラブ別で最多はマンCの5人
世界屈指のレジスタであるイタリア代表MFアンドレア・ピルロが、英地元誌「ShortList」のインタビューに応じ、現在のプレミアリーグでプレーする選手によるベストイレブンを選定した。その内訳は所属のニューヨーク・シティFCの姉妹クラブではマンチェスター・シティから最多の5人が選出されたほか、アーセナル3人、チェルシー2人、リバプール1人というものだった。
システムは4-5-1。GKにはシティのイングランド代表GKジョー・ハートが入った。「(ジャンルイジ・)ブッフォンも称賛している」と同胞の意見に同調し、ピルロもシティの守護神を選出した。
右サイドバックはチェルシーのDFブラニスラフ・イバノビッチ。今季は不調で、衰えも指摘されたが、ピルロは「シーズン前半に批判されたが、彼は悪いプレーをしていたわけではない」と分析し、右サイドとCBを高次元でこなすセルビア代表DFをチョイスした。「アーセナルを見るのが好きなんだ」と語るマエストロは、左サイドにはアーセナルのスペイン代表DFナチョ・モンレアルを選んだ。「彼は欠点がない」と、その堅実なプレースタイルを絶賛している。
CBコンビはシティの主将であるベルギー代表DFヴァンサン・コンパニと、チェルシー主将で元イングランド代表DFジョン・テリー。特にテリーについては元同僚で、ACミランの精神的支柱だった元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏にその姿を重ね、「かけがえのない存在」と語った。
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