「南野は恩恵を受ける」  “強制的変更”の好機を英紙強調「新たな職場では特に重要」

リバプールMF南野拓実【写真:Getty Images】
リバプールMF南野拓実【写真:Getty Images】

今年1月にリバプールに加入もリーグ中断… それでも南野にとってはチャンスにも?

 新型コロナウイルスの影響により、プレミアリーグ含む各国のリーグが中断を余儀無くされている。今年1月にリバプールに加入した日本代表MF南野拓実もイギリス国内で外出を自粛している状況にあるが、英地元紙は「クロップ政権の強制的な変更で南野は恩恵を受ける」と見出しを打ち、中断期間だからこそ取り組めることに焦点を当てている。

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 中国・武漢で発生した新型コロナウイルスはイギリスでも猛威を振るっており、感染者は11万人を超え、死者も1万5000 人以上となっている。プレミアも無期限の延期が決定し、今年1月に加入した南野にとっても、早期の適応を目指すなかでのリーグとクラブが活動休止となり、思わぬ足踏みを強いられることになった。

 そんななか、英地元紙「リバプール・エコー」は「クロップ政権の強制的な変更で南野は恩恵を受ける」と見出しを打ち、南野は英語での意思疎通に苦労していたが、現状のリーグ中段期間はチームメートとの交流を深める時間にあてることができると説明している。

「離れていても、グループを団結させる時間に利用できる。プレシーズンは通常、チームの仲間意識を高める時期であると考えられており、この期間は結果の重要性より、新戦力との友情や連携を伸ばすことが優先順位としては高くなる。それと同じというわけではないが、この隔離期間で、クロップのチームには事実上、既存の関係を強化し、新しい関係を構築する時間が与えられることになった」

 記事では、本来であれば過密日程で試合を消化しなければならない時期のため、戦術的なフィットやピッチ外の交流になかなか時間を割けないが、中断期間は試合以外の連携を深められるチャンスであると指摘し、「実際、オンライン上でのグループヨガや練習にサインインしている選手の中に、南野も入っている。些細なことだが、新たな国、新たな職場で働くうえで特に重要だ」と強調していた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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