ベルギー代表監督、リハビリ中アザールの復帰に自信 コロナ流行前の手術で「ラッキーだった」
マルティネス監督がアザールの現況について言及 「いい形で回復している」
新型コロナウイルスの感染拡大によってヨーロッパ各国リーグは無期限の延期となっている。各クラブは収入面での大打撃を受けるなど多大な影響を受けているが、流行前にケガの手術を敢行したのが“不幸中の幸い”となりそうなのがレアル・マドリードのベルギー代表MFエデン・アザールだ。
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スペイン紙「マルカ」によると、アザールをベルギー代表にて指導するロベルト・マルティネス監督がベルギー紙「Het Laatste Nieuws」の取材に応じ、右足を骨折して3月初旬に戦線離脱したアザールの現状について「彼がいい形で回復していることを知っている。歩けるようになるまで、そこまで遠い期間は必要ないし、合併症は起きなかった。手術はうまくいった」と、リハビリが順調に進んでいることを明かした。
骨折したアザールは当初、今季終盤戦に間に合うか否か、現実的には今夏開催予定で来年への延期が決まった欧州選手権(EURO)での本格的な復帰がプランと見られていた。しかし今回のコロナ禍によって「ラ・リーガが延期となっていることで、エデンは試合を失うことがなかった。それは“彼についてのみ”よかったことだ。彼はより力強く復帰するはずだ」と同監督は語っている。
それとともに指摘しているのは、手術のタイミングについてだ。
「彼の手術が(新型コロナウイルスの)感染拡大をする直前にできたこともラッキーだったと思う。もしそうでなければ、彼はマドリードの外に出ることができず、治療を受けることもできなかったのだから」
マルティネス監督は医療従事者への感謝を口にしつつ「エデンはすぐに復帰できるというポジティブな気持ちを持っている」とも話している。リーグ戦再開の時はいまだに不透明だが、稀代のドリブラーにとって失われたはずのシーズンが戻ってくる可能性はある。
(FOOTBALL ZONE編集部)