中国から総額68億円オファーも残留を決意したナイジェリア代表FW 決め手は「神のお告げ」

 

ワトフォードで今季14得点のイガロ 6倍以上の給与アップ提示も…

 今冬の移籍市場で猛威を振るったチャイナマネーからの誘惑を、神のお告げによって断ったストライカーがいた。今季プレミアリーグに昇格を果たしたワトフォードで14得点を挙げるなどブレイク中のナイジェリア代表FWオディオン・イガロは、中国から魅力的なオファーを受けていたが、残留を選択したと明かした。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。

 イガロは昨季、スペインのグラナダから当時チャンピオンシップ(2部相当)所属だったワトフォードに加入。トップリーグではリーグ戦6得点が最高だったストライカーは、35試合で20得点を挙げ、昇格に大きく貢献するなど飛躍を遂げた。満を持して初挑戦となったプレミアの舞台でも、ここまで昨年末に6試合連続ゴールを記録するなど24試合14得点。得点ランキングでも堂々4位につけている。

 そのイガロは同紙のインタビューで、中国のあるクラブから移籍金1000万ポンド(約17億円)、4年契約で週給20万ポンド(約3400万円)以上という破格のオファーが届いたことを明かした。移籍が実現していれば、イガロが受け取る給与総額は4年間で4000万ポンド(約68億円)にも達するとレポートされている。

 ナイジェリア代表FWは昨年9月、ワトフォードと新たに5年契約を延長したばかりで、現在の週給は3万ポンド(約510万円)と言われている。現在の6倍以上の給与アップを提示されたものの、イガロは「プレミアリーグで14得点を挙げているというのに、どうして今、中国に行くんだ?」と語り、お金よりも世界最高レベルでのプレー機会を選択した。

 

神は「移籍は僕のためにならない」と言った

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