補強可能は3クラブだけ? リバプール元強化担当、今夏移籍市場の“資金動向”を証言

新型コロナ感染拡大はプレミアリーグにも大きな影響を及ぼしている【写真:Getty Images】
新型コロナ感染拡大はプレミアリーグにも大きな影響を及ぼしている【写真:Getty Images】

リバプールなどで補強担当を務めたコモリ氏が縮小予想の移籍市場について語る

 新型コロナウイルスの大流行で経済的に大きな打撃を受ける英プレミアリーグ。リバプールやトッテナムで補強担当者を務めた経歴を持つダミアン・コモリ氏は今夏の移籍市場で資金投入できるクラブはわずか3クラブ程度になると英衛星放送局「スカイ・スポーツ」で語った。

 プレミアリーグは無期限の中断期間に入っている。6月中に再開しシーズンを完了させるプランも浮上しているものの、試合は無観客試合での開催が濃厚。各クラブ経済的に大きな打撃を受けることになりそうだ。

 新型コロナウイルスの影響下で選手の市場価値も低下し、夏の移籍市場全体の縮小も懸念されている。リバプールやトッテナムで補強担当のテクニカルディレクターを務めたコモリ氏も移籍市場の動きは少なくなるだろうと予想している。

「ある代理人が私に話してくれた。今夏の移籍市場で資金を投じることができるプレミアリーグは実際に3クラブだけだ。それが正しいかわからないが、代理人がこのようなことを言うということは、彼らは情報を得ているはずだ。移籍市場の動きは非常にわずかなものになるだろう。トレードやローンはあるだろうが、移籍金も移籍の数も大幅に減少するだろう」

 近年は選手の移籍金も高騰傾向にあり、一人の選手の移籍で百億円単位の金額が動くケースも珍しいものではなくなっていた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大は市場全体に大きな影響を及ぼすことになりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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