アジア挑戦のブラジル人に「最新ルート」 “韓国経由中国行き”に海外注目「堅実な方法」
中国サッカーの新たな規制によりブラジル人の中で韓国ブームが到来?「魅力的な選択肢」
これまで数多くのブラジル人選手がアジア国でプレーし、“助っ人外国人”として長年にわたり活躍してきた。近年では資金力の豊富な中国へブラジル人のビッグネームが移籍する傾向にあるが、海外メディアでは「ブラジル人選手は中国サッカーへと到達するために韓国を新たな出発点とする」と見出しを打ち、“韓国経由中国行き”のルートに注目している。
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Jリーグでは鹿島アントラーズの伝説となった“サッカーの神様”ジーコ氏やジュビロ磐田でプレーした闘将ドゥンガ氏らブラジル代表のレジェンドから、現在もマンチェスター・シティなどに在籍した名古屋グランパスFWジョーなど、数多くのブラジル人選手が活躍している。日本にやってきた“助っ人外国人”では、圧倒的にブラジル人である比率が高い。
一方、近年では上海上港FWフッキや広州恒大MFパウリーニョらを筆頭に、資金力が豊富な中国スーパーリーグにブラジル人のビッグネームが加入する流れが強まっている。そんななか、ブラジル番組「エスポルチ・インテラティーボ」は「ブラジル人選手は中国サッカーへと到達するために韓国を新たな出発点とする」と見出しを打って、ここ最近の傾向に注目している。
「これまではブラジルリーグで大きな名声を得ることで、経済的に突出している中国へのゴールデンチケットを手にすることができた。しかし、中国サッカーへ到達するために堅実な方法が最近誕生した。要は、韓国へのチケットによって(中国への移籍を)結合させることだ」
中国スーパーリーグでは今季から給与面や外国人枠などで大幅な改革が施されたため、中国で戦う助っ人外国人にとってはより厳しい環境となったが、「韓国サッカーはアジア地域でプレーしたい選手にとっては重要な場所だ」とし、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で中国クラブとも対戦する機会の多い韓国は“アピールの場”であると強調した。
「スポーツによる経済的成功が約束されている中国の新しい規制により、ブラジルや欧州でも居場所を見つけられないブラジル人にとって、韓国は魅力的な選択肢となっている」と、韓国リーグは理想的な“経由点”であるとブラジル人選手は考えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)