「決して忘れない」 イブラヒモビッチへの無謀な“パンチ&キック”に再脚光「挑んだ勇気」
ユナイテッド時代のイブラヒモビッチとバイリーのやりとりに注目
元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは今季、8年ぶりに古巣ACミランに復帰した。新型コロナウイルスの感染拡大によりリーグ中断が続くなか、英メディアはマンチェスター・ユナイテッド時代に同僚にパンチ&キックを見舞われる瞬間に再び脚光を当てている。
2010年にミランに加入したイブラヒモビッチはパリ・サンジェルマン(PSG)を経て、16年にユナイテッドへ移籍。右膝前十字靱帯損傷の大怪我もあって2年間の在籍にとどまったが、リーグ戦33試合で17ゴールと初のプレミアリーグ挑戦で確かなインパクトを残した。米MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーでプレーしたのち、2019年12月末にミラン復帰を果たしている。
英メディア「スポーツ・バイブル」は公式インスタグラムでユナイテッド時代のイブラヒモビッチを回顧。「バイリーがズラタンに戦いを挑んだ勇気を決して忘れることはないだろう」と文章を添え、一本の動画を投稿している。
コートジボワール代表DFエリック・バイリーがロッカールームで背を向けているイブラヒモビッチに対し、悪ふざけでパンチとキックを繰り出す。振り返ったイブラヒモビッチは反撃を試みるも、恐れたバイリーはもの凄い勢いでロッカールームから逃げて行った。
イブラヒモビッチは自身を“ライオン”と表現することが多々あるが、この動画ではまさしく猛獣のようにバイアーに襲い掛かっていた。イブラヒモビッチへの攻撃が無謀であることは明らかだが、バイリーは勇敢さを見せたと言えなくもないかもしれない。
page1 page2