アーセナルが今夏にオーバメヤン&ラカゼット売却へ 獲得を狙う新ストライカーとは?

セルティックに所属する22歳のフランス人FWオドソン・エドゥアールに興味か
アーセナルは今夏の移籍市場で、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンとフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットを売却する見込みだという。代わりに、新ストライカーを獲得すると英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
ミケル・アルテタ監督が率いるチームは、経験豊富なストライカーであるオーバメヤンとラカゼットの売却を視野に入れるとともに、セルティックのフランス人FWオドソン・エドゥアールを獲得リストのトップに据えている。
エドゥアールはセルティックで通算126試合62得点を記録。複数の欧州ビッグクラブが、その成長を追っていた。攻撃陣の強化を目指すエバートンも関心を示しているが、彼らはリールのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの動向も追っており、現時点ではアーセナルが優勢な立場にあるとされている。
オーバメヤンにはマンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、レアル・マドリードが獲得に動いていると目され、アーセナルは来季終了後に契約満了を迎えるストライカーを今夏のうちに売却する見込みだ。
ただし、アーセナルOBの元スコットランド代表FWチャーリー・ニコラス氏は、レンタル移籍中のドイツ代表MFシュコドラン・ムスタフィとアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンを売却し、オーバメヤンに新たな契約延長オファーを提示すべきだと指摘する。
「ローン移籍中のシュコドラン・ムスタフィとヘンリク・ムヒタリアンとの関係を切るべきだ。そうすることで、すべてが容易になる。彼が要求するものを与え、枯れ木とのつながりを断ち切るべきだ。必要な選手はいるし、トップ4に入るために、さらに2億ポンド(約269億円)を費やす必要があるわけではない」
新型コロナウイルスの被害拡大による中断期間でも、スカウティングを続けているアーセナル。来季、どのような攻撃陣の顔触れが揃うだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)