遠のいたブラジル代表入りの目標

　これまでプレミア勢の強い関心が伝えられており、特にリバプールのユルゲン・クロップ監督が獲得に本腰を入れていたが、3200万ユーロ（約42億円）のオファーを固辞されてからは交渉を打ち切っていた。また、テイシェイラは中国への移籍が決まったことで、自身のセレソン入りへの道がより険しくなったことも認めている。

「もちろん、あそこ（中国）に活躍の場を移すことになったことで、ブラジル代表の目標はだいぶ遠のいてしまったと考えている。しかし、未来は何が起こるか分からない。これからどうなっていくのか見てみようじゃないか」

　今季シャフタールで公式戦15試合22得点と爆発的な成績を残す26歳のブラジル人アタッカーは、新天地となる中国で結果を残し、目標であるブラジル代表入りと念願のプレミアリーグ挑戦を、近い将来に実現することができるだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images