「だから落ち着く」 J助っ人、日本の“給与削減と一時解雇なし”を海外メディアで説明

FC琉球GKダニー・カルバハル【写真:©FC RYUKYU】
FC琉球GKダニー・カルバハル【写真:©FC RYUKYU】

FC琉球のGKカルバハルに海外メディアがインタビュー 「契約が守られている」

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、Jリーグを含む各国のリーグが中断を余儀なくされている。そんななか、J2のFC琉球に在籍するコスタリカ代表GKダニー・カルバハルは海外メディアのインタビューに応じ、日本に給与削減や一時解雇の措置がないことに「だから、私は落ち着いていられる」と安心感を示している。

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 J2は2月22日、23日に開幕戦を消化し、FC琉球はジェフユナイテッドに0-1で敗れた。その後、中国・武漢で発生した新型コロナウイルスの感染拡大により、第2節以降のリーグ戦の中断が決定している。J2は5月2日が再開予定となっていたが、それも白紙に戻った。

 現在31歳のカルバハルは2018年1月にスペイン2部アルバセテ・バロンピエから徳島ヴォルティスに期限付き移籍し、同年8月に水戸ホーリーホックに完全移籍した。2019年からFC琉球に加入し、昨季は30試合出場を記録している。

 今季開幕戦で出番のなかったカルバハルだが、リーグ中段期間に米スポーツ専門局「ESPN」スペイン版がインタビューを敢行。「日本人の特徴により、政府機関の定めた措置を遵守する傾向があるため、車両制限もなく、人が通る姿を見るのも稀だ」と説明し、カルバハルのコメントを紹介している。

「日本人の文化と特徴として、テレビから発信される政府機関の情報を見て、(外出自粛が)厳格な義務であると理解している。そのため、路上では人がほとんどおらず、あらゆることが停止している。日本人は警察と安倍晋三首相の指令に貢献しているため、車両の制限までも設ける必要はない」

 また、記事では「多くの安心を与えるのは、クラブから給与削減と一時解雇の措置がないことだ」と綴り、カルバハルは「給与の面では全てが正常であり、スポンサーのおかげで契約が守られている。だから、私は落ち着いていられる」と安堵感を示している。

 コンサドーレ札幌の選手たちは給与を返納する動きなどを見せたものの、世界ではバルセロナほどのビッグクラブでも給与カットが施されており、一時解雇も珍しくなくなっている。日本は現段階では基本的に通常通りを保っており、助っ人Jリーガーにとっては安心材料となっているようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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