インテルにライバル出現 “ビダル争奪戦”にマンUと武藤所属のニューカッスルが参入か

プレミア数クラブが興味を示しているバルサFWビダル【写真:Getty Images】
プレミア数クラブが興味を示しているバルサFWビダル【写真:Getty Images】

長年関心を示してきたインテルに続き、プレミアの2クラブが興味

 バルセロナのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルは2021年6月で契約満了となるため、セリエAの強豪インテルが関心を示してきた。さらに、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によると、マンチェスター・ユナイテッドとFW武藤嘉紀が所属するニューカッスルも乗り出したようだ。

 現時点では、長らく関心を示してきたインテルがビダルの獲得レースで優位にあるようだ。インテルのアントニオ・コンテ監督は、2011~14年にユベントスでビダルを指導。さらにアルゼンチン代表FWラウタロ・マルチネスの獲得を目指すバルサは、1億1100万ユーロ(約130億円)の移籍金を軽減させるため、交渉の一部にビダルを盛り込む可能性もある。

 しかし、ここに来てユナイテッドとニューカッスルが獲得レースに参入。今年1月にもビダルへの関心が報じられたユナイテッドは、今夏にオファーを出すとされている。ただ、インテルにとっての最大のライバルはニューカッスルか。クラブ売却が報じられているなか、新監督に招聘されると言われているマッシミリアーノ・アッレグリ氏は、2014-15シーズンのユベントスで共闘している。来季に向けてビダルやユベントスのコロンビア代表MFフアン・クアドラードをターゲットにしているという。

 ビダル自身はバルセロナでの生活に満足しており、残留を望んでいるとされるが、ラウタロ獲得の移籍金を捻出するためにも、クラブ側は契約期間が残っているうちにビダルの放出に乗り出す見込みだ。

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