不振の”チェルシー10番”が解任されたモウリーニョに謝罪 「罪悪感を感じている」

解任後も続く信頼関係

「今の僕は昨年と同レベルにない。だからジョゼに(謝罪)メールを送ったんだ。その後、彼は僕のところに来てくれて、今後の幸運を祈ってくれたよ」

 一時は関係悪化も伝えられた両者だが、指揮官解任後も信頼関係は続いているようだ。

 また、今季の不振についてアザールは、「チャンピオンチームがなぜこうなってしまったのか、僕には説明できない。最近では徐々にいい方向へ進んでいるが、以前のように勝てているわけではなく、誰もこの事態を説明できない」と語るなど、頭を悩ませていた。

 チェルシーは24節を戦い終え、勝ち点29で13位に沈んでいる。一時は降格圏間近に迫った順位を少しずつ上昇させてきたとはいえ、いまだ降格圏の18位ニューカッスルとは勝ち点8差と安心できるほどではない。1月31日のFA杯、MKドンズ戦で待望のシーズン初ゴールを挙げたベルギーの天才アタッカーは、これを契機に輝きを取り戻せるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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