ユベントスの20歳新星FW、1年でイタリア帰還へ ラウタロ退団危機のインテルが候補
伊代表FWモイーズ・キーン、イタリア帰還を望んで代理人のライオラ氏に調査を依頼
プレミアリーグのエバートンに今季加入した20歳のイタリア代表FWモイーズ・キーンが、1シーズンでイタリアへ帰還する意向があるようだ。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
キーンはイタリア王者ユベントスでデビューし、19歳でA代表にも名を連ねて“イタリアの新星”と呼び声が高かった。そして、今季開幕前の移籍市場で母国を離れてプレミアリーグへの挑戦を決断していた。
しかし、わずか1シーズンでイタリアに戻ることを望み、代理人のミノ・ライオラ氏を通じてセリエAの各クラブに意向の調査をしているという。記事によれば、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが流出する可能性があるインテルが浮上したという。
エバートンは約3000万ユーロ(約36億円)+ボーナスという条件でユベントスから獲得したとされるが、現状ではボーナス条件を1シーズンで満たす可能性は極めて低い。そのため、インテルは1年分の償却を考慮に入れた2500万ユーロ(約30億円)で獲得が可能だと見られている。
ユベントスはFWの人員整理を必要としながらも、国内のライバルにキーンを譲ることを敬遠したという報道もあった。それだけに、わずか1シーズンで新星がインテル行きとなれば、目算は大きく狂うことになるだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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