レアル、来季の“人員過多”危機…「誰も退団を望んでいない」 MF久保の去就にも影響か
ベイルやディアス、ハメスらの去就に加え、ハーランドら新戦力補強も目玉
スペインの名門レアル・マドリードが来季に向けて“オーバーブッキング”危機に直面している。ウェールズ代表FWギャレス・ベイルらビッグネームはもちろん、ローン組の日本代表MF久保建英(マジョルカ)らの去就などレアルが抱える問題をスペイン紙「マルカ」が特集した。
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ジネディーヌ・ジダン監督率いるレアルのトップチームには25人の選手が在籍している。
しかし、現在Bチーム登録のU-23ブラジル代表MFレイニエル、さらにローン移籍で経験を積み来季チームに復帰する選手が10人。「レアル・マドリードの“オーバーブッキング”危機」との見出しが付けられた記事で「このままだと従業員名簿に36選手がいる状態で来季をスタートすることになり、そのうち誰も退団を望んでいない」と指摘されているように、人員過多が問題として浮上している。
そうしたなかでもクラブはドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドや、レンヌのU-21フランス代表エドゥアルド・カマヴィンガら新戦力補強も目指しており、大きな動きのあるオフが予想される。
ファーストチームの中ではベイルを筆頭に、出場機会の少ないドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアス、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス、アーセナルに期限付き移籍中のスペイン代表MFダニ・セバージョスが高額移籍金を見込める選手として放出候補に。オファー次第ではMFブライミ・ディアスとセルビア代表FWルカ・ヨビッチも放出の可能性があるようだ。新型コロナウイルスの流行でクラブの財政が圧迫される問題があるだけに、選手の売却は重要なポイントとなる。
そして、ローン組ではドルトムントでブレーク中のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミやレアル・ソシエダで存在感を示すノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールはチームに復帰する公算が高くなっている。セビージャに渡った左サイドバックのDFセルヒオ・レギオン、レガネスのMFオスカル・ロドリゲスも評価を高めているという。