ネルシーニョ監督、ブラジル彷彿の日本の“住み心地”に言及 「暴力のない、静かな街」
ネルシーニョ監督がブラジルメディアのインタビューで新型コロナと柏について言及
Jリーグは新型コロナウイルスの感染拡大により、リーグ戦の中断を余儀なくされている。柏レイソルのネルシーニョ監督はブラジルメディアに対し、柏について「暴力のない、生活するために必要なすべてが揃っている静かな街だ」と語っている。
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中国・武漢で発生した新型コロナウイルスは全世界で猛威を振るっている。J1は2月21日~23日に開幕節を消化したが、感染拡大の事態を受けて第2節以降のリーグ中断を決定。これまで3度の再開延期を経て、現在はスケジュールが白紙となっている。
昇格組の柏は2月22日に行われたコンサドーレ札幌との開幕戦で4-2と打ち合いを制して白星スタート。その直後に中断期間を迎え、約1カ月半が経過したなかで、ネルシーニョ監督はブラジルメディア「terra」で感染拡大が続く現状について見解を述べた。
「最大の問題は命とウイルスだ。我々は非常に素晴らしいスタートを切り、やる気に満ちていたが、状況を理解している。ブラジルと日本のリーダーが連携し、団結することを祈っている。現時点でこれが最も重要なことだ。また働けるようになれば、同じモチベーションを取り戻し、勝利するために努力する。まずは、ウイルスに打ち勝つ必要がある」
ヴェルディ川崎(東京ヴェルディ)、名古屋グランパスで指揮を執ってきたネルシーニョ監督は2009年から5年間、柏を指揮して国内三大タイトルも獲得。そして、昨年から再びチームに戻った。日本で最も長く身を置いている柏について、「80年代のカンピナス(ブラジルの都市)を思い出させる。暴力のない、生活するために必要なすべてが揃っている静かな街だ」と居心地の良さを口にした。
Jリーグ屈指の名将ネルシーニョは、日本、そして柏の街に愛着を抱いている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)