闘犬、頭突き男…“ヤンチャ者”が勢揃い 恐怖の“悪童ベスト11”を海外メディアが選出

(左から)イブラヒモビッチ、バロテッリ、S・ラモス、マテラッツィ、ジダン【写真:Getty Images】
(左から)イブラヒモビッチ、バロテッリ、S・ラモス、マテラッツィ、ジダン【写真:Getty Images】

レッドカードの回数の多さが基準 S・ラモスは他の選手を圧倒する26回を記録

 サッカーの世界では、往々にしてヤンチャな“悪童プレーヤー”が愛される。ドイツ移籍専門サイト「transfermarkt」が公式インスタグラムで、「キャリアで数多くレッドカードを食らったベストイレブン」という一風変わったものを発表。英メディア「スポーツ・バイブル」もそれに呼応して各選手の過去を紹介している。

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 フォーメーションは中盤がダイヤモンド型の「4-4-2」で、まずはGKと最終ラインだ。カッコ内は「transfermarkt」調べの通算レッドカード数となる。

GK
イェンス・レーマン(7回)

DF
セルヒオ・ラモス(26回)
ペペ(12回)
マルコ・マテラッツィ(15回)
パトリック・エブラ(12回)

 失点に直結するファウルを犯した数で考えるとレーマンの7回は多く、代表例としては2005-06シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝だろう。アーセナルの守護神だったレーマンだが、序盤にバルセロナFWサミュエル・エトーを倒して退場の憂き目に遭った。また、レッドカードとは関係ないが、2009年には試合中に尿意を催し、広告看板裏で“用を足した”という珍事も起こしている。

 4バックを見ると、なんとも納得できる面々だろう。その強烈なマークぶりで荒くれ者のイメージが強いペペとマテラッツィ、リバプール時代のFWルイス・スアレスから人種差別発言を受けたとして遺恨を残したエブラはともに10回以上の退場を記録している。

 ただセルヒオ・ラモスはそのほぼ倍の退場数をマークし、直近でもCLマンチェスター・シティ戦で退場している。また、2017-18シーズンのCL決勝ではリバプールのエースFWモハメド・サラーを負傷退場に追い込む“タックル疑惑”も物議を醸した。

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