シティ守護神、斬新な“一人好セーブ練習”に海外反響 「スコーピオンもやってみせた」
チリ代表GKブラーボが自宅でGKメニューを実施 同僚ラポルテら選手たちが高評価
マンチェスター・シティのチリ代表GKクラウディオ・ブラーボが公式インスタグラムを更新。外出自粛で自宅待機が続くなか、ユニークなGKトレーニングで選手間でも注目を集めている。
新型コロナウイルスの感染拡大により、プレミアリーグは当初4月3日までの延期を発表していたが、4月30日までの期間延長を経て、現在は5月再開を断念して日程は白紙状態となっている。
そのなかで、王者シティの第2GKを務めるブラーボがインスタグラムで自宅トレーニングの様子を公開した。目の前の障害物にボールを当て、背後にあるゴールに飛んだところを猛ダッシュで戻ってジャンピングセーブ。さらに、跳ね返ってくる3つのボールを交互にキャッチしていくとともに、最後にはエビぞりしながらかかとで蹴り返す“スコーピオンキック”も披露した。シティではブラジル代表GKエデルソンがレギュラーを務めているが、37歳となった今も絶え間ない努力を続けていることが窺えるワンシーンだ。
チリのスポーツ専門メディア「AlAireLibre」は「クラウディオ・ブラーボは厳しいトレーニングルーティンで“サソリ”を披露」と見出しを打ち、「チリのGKはコロナウイルスの自宅隔離中に厳しいトレーニングルーティンを披露。信じられない反射神経を見せ、元コロンビア代表GKレネ・イギータを有名にした“スコーピオン”もやって見せた」とレポート。米スポーツ専門局「ESPN」公式ツイッターも「クラウディオ・ブラーボのクリエイティブなGKトレーニング」と伝えた。
ブラーボの投稿には、シティの同僚でフランス代表DFアイメリク・ラポルテが拍手の絵文字を送ったほか、ベティスのスペイン代表DFマルク・バルトラ、チリ女子代表FWマリア・ロハス・ピノ、バルセロナ時代の同僚であるシャビ(現アル・サッド監督)も反応するなど、反響を呼んでいる。