“天才司令塔”ジダン、全盛期の“芸術パス”動画に反響 「王様」「史上最高にエレガント」
CL公式ツイッターが公開、現役時代のジダンが見せた数々の芸術的なシーンを回顧
1990年代中盤から2000年代前半にかけて、世界最高の司令塔の1人に数えられたのが、現在レアル・マドリード監督を務める元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンだ。華麗なボールタッチで数々の芸術的なシーンを生み出してきたが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式ツイッターはユベントス、レアル・マドリード時代の同大会で見せた美技の数々を公開。返信欄では「唯一無二」「ミッドフィールドの王様」など感嘆の声が上がった
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ジダンは1992年に加入したボルドーで頭角を現すと、元フランス代表FWクリストフ・デュガリーらとともに95-96シーズンのUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)で決勝に進出。その活躍が認められ、フランスの英雄である“プラティニの後継者”としてイタリアの名門ユベントスに移籍した。そしてジダンはユベントスで4シーズン、2001年夏に移籍したレアルでは5シーズン連続でCLに出場。レアル加入1年目の01-02シーズンには念願のCL制覇を果たすなど、輝かしい成績を残してきた。
今回CL公式ツイッターが投稿した映像は、そんなジダンが合計9シーズンにわたって参戦したなかで見せた、美しすぎるワンタッチパスの数々だ。ユベントス時代の97-98シーズンのCL準々決勝ディナモ・キエフ戦で、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロに通したアウトフロントでの芸術アシストに始まり、レアル時代に元ブラジル代表FWロナウドに通した同様のアウトサイドを使ったスルーパス、味方からのロングフィードをバックヒールボレーで巧みに落としたり、後方からのグラウンダーパスを回転しながらバックヒールで流すなど、柔らかくアイデアに富んだワンタッチプレーの数々は、フランスの黄金期を築いたジダンならではのものだ。
動画公開を受けて、レアル公式ツイッターが「言葉はいらない」と反応すれば、ファンも返信欄で「魔法使い」「史上最も技術的に並外れた才能のあった選手」「ファンタスティック」「唯一無二」「史上最高にエレガントな選手」「天才」「ミッドフィールドの王様」など称賛の言葉を並べた。指揮官としてもCLを三度制すなど評価を高めているジダンだが、現役時代の華麗なプレーの数々は色褪せることなく、今後も語り継がれていくはずだ。