マルセイユ、“コロナ禍”でもスポンサーが支援継続へ 平時からの良好な関係が決め手か
新型コロナの影響を受け、他クラブでは継続交渉が難航するケースも発生
日本代表DF酒井宏樹が所属するフランス1部のマルセイユは、公式戦が新型コロナウイルスの感染拡大により中断しているなかで、ユニフォームへロゴを掲載するスポンサーが支援を表明したという。フランスメディア「ラ・プロバンス」が報じている。
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フランス1部リーグでは、ボルドーやレンヌといったクラブがこの社会情勢のなかでスポンサー継続交渉が難航し、あるいは支払いの一時停止状態に陥ったという。マルセイユもまた、テレビ放映権、入場料収入に次ぐ項目としてスポンサー収入がある伝えられている一方、公式戦の一時停止により、特に試合の日の露出機会が失われているのは事実だ。また、企業が社会情勢の影響を受けた場合、スポンサーシップに疑問が投げかけられる。
しかし、マルセイユに関してはスポンサーとクラブの良好な関係から、その契約を維持して支援を受けられることが濃厚だという。不透明な部分は、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)などへの出場権を獲得するかなどの、チーム成績によるボーナスの部分がどうなるかという点に留まるようだ。
フランスの他クラブにあるような、社会情勢を受けてのスポンサー撤退は今後、世界中のサッカークラブにとって頭の痛い問題になることが予想される。マルセイユは、普段からの良好な関係により支え合って危機を乗り切っていく方向性で合意することに成功した模様だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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