バルサ英雄、“グリーズマン放出論”に否定的 「クラブで爪痕を残すチャンスを…」
ネイマール、ラウタロ獲得の噂とともに、わずか1年で売却の可能性が浮上
バルセロナは今夏の移籍市場で、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールの再獲得か、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスを獲得するため、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンをわずか1年で売却するのではないかと噂されている。しかし、同クラブのレジェンドである元ブラジル代表FWリバウド氏はグリーズマンをキープすべきだと、放出報道に否定的な考えを示した。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
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グリーズマンは昨夏にアトレティコ・マドリードからバルセロナへ移籍。加入1年目のここまではリーガ・エスパニョーラで26試合8得点を記録、カップ戦など全コンペティションを合わせると37試合14得点となっている。
ただ、アトレティコ時代のような一貫したパフォーマンスを見せることができず、チームの中心であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとウルグアイ代表FWルイス・スアレスとのコンビネーションも今一つ。1億700万ポンド(約143億円)というビッグディールに見合う活躍とは言いづらい状況だ。
そんななか、バルセロナは今夏の移籍市場で新たなアタッカーの獲得を目指していると見られており、グリーズマンをわずか1年で売却するかもしれないとの噂が立っている。また、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長もここ最近、この夏にチームを改善するためには選手の入れ替えが必要だと認めていた。
PSGからのネイマール買い戻し、またはインテルからのラウタロ獲得を目指していると報じられるなか、バルセロナも新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により財政面に大きな打撃を受けており、新戦力獲得に巨額を投じることはないと見られている。こうした情勢を踏まえ、グリーズマンをトレードで売却する可能性が取り沙汰されるようになった。