コロナ禍、リバプール南野に追い風? 「恩恵を得る4人」に英注目「似た陣容なら…」
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コロナ騒動でクラブの補強に影響、恩恵を得る可能性のあるメンバーを英紙特集
日本代表MF南野拓実は今年1月にイングランドの名門リバプールに加入したが、英紙「デイリー・エクスプレス」は「コロナウイルス騒動による移籍への影響で来季は恩恵を得る可能性のあるリバプール4選手」として、南野を選出している。
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南野は今年1月にオーストリアのザルツブルクからリバプールへ移籍。725万ポンド(約10億4000万円)での移籍を、海外メディアは“バーゲン価格”と表現するなど話題を集めた。新天地では加入間もない状況とあって、7試合出場でノーゴールノーアシストと苦戦するなか、新型コロナウイルスの影響でシーズンが一時中断している。
英紙「デイリー・エクスプレス」は「コロナウイルス騒動による移籍への影響で来季は恩恵を得る可能性のあるリバプール4選手」を特集。今回の騒動を受けて、クラブ側の補強プランが一旦白紙に戻るケースを踏まえつつ、「ユルゲン・クロップ監督は忙しい移籍市場を監視すると見られていたが、今はクラブが過剰な資金を費やすことはなく、状況が変わろうとしている」と指摘している。
記事では、新たな戦力に取って代わると見られていたスイス代表MFジェルダン・シャキリ、イングランド代表MFアダム・ララーナらの名前が挙がっている。また、リバプールが狙いを定めているドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの獲得が難しい可能性もあり、それによってベルギー代表FWディボック・オリギも新たなチャンスをもらえる1人と見込まれているようだ。
そんなメンバーの中で南野も登場。「夏の移籍市場で何が起ころうと、南野にはリバプールでの未来があると言っていいだろう」と、他の3人とは立場が異なる点を強調している。それでも今夏の補強が不発に終わった場合、「この日本代表は利を得るだろう」と続けている。「特に中盤のポジション争いは激しく、これ以上の補強がなければ、間違いなく恩恵を受けることになる」と補足した。
「クロップ監督は契約した選手をいつもゆっくりと溶け込ませるので、もし現在と似た陣容で前進を図るのであれば、南野にとって来季はアンフィールドでのキャリアを本当にスタートさせるチャンスになるかもしれない」
クラブは新型コロナウイルスによって大打撃を受けているが、一部の選手にとってはチャンス到来の可能性もありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)