海外助っ人Jリーガー、“母国帰還”より“挑戦継続”を選択 「日本より状況は酷い」
新型コロナウイルス感染拡大も…柏MFヒシャルジソンが強調「帰国は考えていない」
J1柏レイソルのブラジル人MFヒシャルジソンは、今季でJリーグ2シーズン目を迎えているなか、新型コロナウイルスの感染が拡大する現状でも母国に帰還する考えは一切ないようだ。「日本よりブラジルのほうが状況は酷い」と、母国メディア「TERRA」に語っている。
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現在28歳のヒシャルジソンは2019年にセアラーSCから柏へ加入。加入1年目から存在感を示し、35試合1ゴールと主力として稼働しながらJ1昇格に大きく寄与した。2月22日のJ1リーグ開幕戦・北海道コンサドーレ札幌戦でも先発フル出場し、ホーム開幕戦で4-2の勝利に貢献している。
札幌戦後、新型コロナウイルスの影響でシーズンは一時中断。ヒシャルジソンは試合のない日々について「プレーしない時間が続くのが好きな選手なんていない。だけど今はキャリアではなく、みんなのことを考えないといけない。世界中が難しい状況にあるなか、この隔離時間によって命を救うこともできるんだ」と力説している。
日本での生活は2年目に突入しており、今回の騒動にあっても冷静に過ごしているようだ。「今のところ、静かな日々が続いているよ。家族と一緒に家にいるけど、特に変わったことはない。この隔離期間中は、できる限りの予防策を講じている」と細心の注意を払っていると語った。
記事では「もしブラジルに帰ることができたとしても、ヒシャルジソンはフライトをキャンセルし、帰国は考えない」と指摘。ブラジル人MFは母国の状況を懸念しつつ、「今のところ、帰国することは考えていない。残念ながら、日本よりブラジルのほうが状況は酷い」と説明している。
Jリーグは再開に向けて協議を進めているが、いまだ先の見えない状況にある。それでもヒシャルジソンは日本に腰を下ろし、このまま戦い続ける決意を固めているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)