存在価値を高める本田はミランの「動かせない柱」 来季残留の可能性も浮上
伊紙が報じる 「パレルモでは最優秀選手」の活躍でチームの主軸に
ACミランの日本代表FW本田圭佑は前半戦にベンチ要員となり、今季終了後の移籍は既定路線と報じられてきたが、公式戦9試合連続の活躍により来季残留する可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
攻守に渡る奮闘により、2016年に入ってからのミラン上昇のキーマンとなった本田は、今冬にジェノアへ移籍したイタリア代表MFアレッシオ・チェルチとのポジション争いを制してから、クラブ内での存在価値を高めている。
記事では「今や本田は動かせない一つの柱となった。パレルモでは最優秀選手だった。常にゲームの中心にいて、ダービーでは彼のジェントリーな礼儀正しい左足が、アレックスの頭にキスした。ゲームは頻繁に彼の足から流れる。今やミハイロビッチは彼を唯一の柱に固定し始めた」と評価。インテルとのダービーマッチでのDFアレックスへの先制アシストなどで、シニシャ・ミハイロビッチ監督が率いるチームの主軸になったと指摘されている。
そして本田の復権は、2017年6月に契約満了を迎えるミランでの去就にも影響を与えるという。
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