ザック率いる北京国安も争奪戦に参戦! アルゼンチン代表FWの2月獲得に動く
PSGとの契約が今季限りのラベッシ 移籍金8億円未満で獲得可能か
元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が就任した北京国安が、パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表ストライカーの獲得に乗り出していることが分かった。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
日本代表監督として2014年ブラジル・ワールドカップのグループリーグで敗退後、フリーの身になっていたザックは、1月に中国1部・北京国安の監督に就任した。そして、今季限りでPSGと契約満了になるFWエセキエル・ラベッシの争奪戦に乗り出したという。
「エル・ポチョ(稲妻)」の異名を持つラベッシを巡っては、チェルシー、インテルなど欧州の強豪が争奪戦を展開しているが、PSGとの契約が残り5カ月となっているため、移籍金は600万ユーロ(約7億8000万円)に抑えられると見られている。中国の移籍市場は2月25日までオープンしているため、北京国安はそこまでの獲得を目指して動いているという。
チャイナマネーは、今冬の欧州移籍市場で猛威を振るっている。上海申花はインテルからコロンビア代表MFフレディ・グアリンを獲得し、広州恒大はアトレチコ・マドリードから同代表FWジャクソン・マルティネスを獲得した。PSG、チェルシーというオイルマネーで潤う強豪を凌ぐほど、中国の爆買いは脅威となっている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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