レアル、670億円改修「新スタジアム」映像に賛否 「凄い」「宇宙船みたい」「灰皿」
今季終了後に本拠地サンチャゴ・ベルナベウの改修着手、クラブ公式がイメージ映像公開
スペインの名門レアル・マドリードは、5億ポンド(約673億円)に及ぶ本拠地サンチャゴ・ベルナベウの改修を行うと発表し、新スタジアムの映像を公式ツイッターで公開した。最新デジタル技術が詰め込まれたスタジアムの姿に「なんて美しさだ」「ワクワクする」「灰皿」「宇宙船みたい」と賛否両論になっている。
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レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は「素晴らしい未来のデジタルスタジアムにしたい」と意気揚々と語っており、クラブ公式ツイッターではイメージ映像を公開した。1947年12月14日に完成したスタジアムは、2012年に改修計画が発表されるも土地の買収問題や資金繰りの問題などが浮上していたが、今季終了後から着工予定となっており、完成は4年後の2022年になるという。
英紙「ザ・サン」は「レアル・マドリードは、5億ポンドをかけたサンチャゴ・ベルナベウの大変身をファンに見せるビデオを公開した」と報じ、近未来的なデザインを紹介している。
スタジアムの屋根は開閉式の全天候型になり、360度のスクリーンが取り付けられ、どこからでも見られるスコアボードも設置予定。また、スタジアムの外壁にも映像などを投影できる技術を取り入れ、収容人数はこれまでの8万人規模を維持する見込みだ。
クラブの公式ツイッターが外観と内観のイメージ映像を公開すると、多くのファンが反応。「なんて美しさだ」「内観より外観が凄い」「カッコイイ」「世界最高の本拠地」「ワクワクする」と称賛の声が多く並んだ。その外観に「宇宙船」という意見も上がった一方、「まるでモールだな」「私たちのスタジアムを灰皿に変えるつもりみたいだ…残念」というメッセージも届いている。
多くのファンは期待に胸を膨らませるなか、レアルの新スタジアム完成時には一層注目を浴びそうだ。