「残酷な1対1」 ジェラード、2歳息子への“無慈悲スライディングタックル”に英紙注目

レンジャーズの指揮を執るスティーブン・ジェラード監督【写真:Getty Images】
レンジャーズの指揮を執るスティーブン・ジェラード監督【写真:Getty Images】

ジェラード監督が公式インスタグラムを更新 息子相手にも「負けるわけにはいかない」

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、世界各国のリーグが中断を余儀なくされている。現役時代はリバプールで活躍し、現在はスコットランドのレンジャーズを指揮する元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード監督も自宅待機の状況となっているが、公式インスタグラムで自身の息子に“強烈タックル”を敢行する動画を投稿し、話題を呼んでいる。

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 中国・武漢が発生源とされる新型コロナウイルスは世界で猛威を振るっており、イギリス国内でも感染者が10万人を越えている。プレミアリーグだけでなく、スコットランドリーグも中断を強いられているなか、現役時代はリバプールやイングランド代表の英雄であり、現在レンジャーズで指揮しているジェラード監督が家族との交流を公式インスタグラムに公開している。

 現在2歳でまもなく3歳となる息子のリオくんが庭に置かれたボールに向けて勢いよく走り出すも、タッチする瞬間に横から父親ジェラードが強烈なスライディングタックルを敢行。リオくんはバランスを崩して思わず転倒してしまった。ジェラードは投稿に「1対1で負けるわけにはいかない」と文章を添えていた。

 英地元紙「リバプール・エコー」は「ジェラードが息子のリオくんに残酷な1対1タックル」と見出しを打ち、「リオくんはジェラードの才能を引き継いでおり、父と息子はいよいよ練習に取り組み始めた」と説明。投稿には元同僚のルイス・ガルシア氏から「すでに僕よりも1対1に強い」とコメントが寄せられていたことも紹介している。

 現役時代も世界最高峰のリーダーシップを備えるキャプテンとして人気を博していたジェラードは、レンジャーズでも絶対王者セルティックを相手に9年ぶりに敵地で勝利するなど、監督としての手腕も発揮している。息子も将来のスター選手とするべく、厳しいレッスンを施しているようだ。

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