ミラン本田はワーカホリック! スタメン出場が続く奮闘の10番に「休ませろ」の声も
ボアテングら起用でターンオーバー制の必要性浮上
記事では「今のところガソリンは尽きていないのかもしれない。だが、鉄でできている人間などいないのだ」として、冬の移籍市場でミランに復帰したガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテングと、MFアンドレア・ポーリを有効に活用して本田とボナベントゥーラに休みを与えるべきだとしている。特にボアテングを有効に使えば交互に休ませることができるとして、あくまでもレギュラー格は本田とボナベントゥーラの2人という前提で論じている。
指揮官は、ダブルボランチに関しては、主将リッカルド・モントリーボとアンドレア・ベルトラッチ、ユライ・クツカの3人をローテーション起用している。サイドバックはイニャツィオ・アバーテとルカ・アントネッリ、マッティア・デシリオの3人、センターバックもアレッシオ・ロマニョーリとアレックス、クリスティアン・サパタで回すことができている。2トップもカルロス・バッカとエムベイエ・ニアングを軸に、ルイス・アドリアーノやマリオ・バロテッリを加えてる。しかし、サイドハーフの2人は1月のリーグ戦で完全にフル稼働した。
これまで「パンキナーロ(ベンチ要員)」などと不名誉な称号を与えられてきた本田だが、16年に入ってからのプレー振りは攻守に惜しまない運動量や労力に相まって、「ワーカホリック」とまでされている。レギュラーポジションをほぼ手中に収めた感のある本田が“有給休暇”を与えられる日はくるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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