バルサ指揮官、アカデミー出身選手への“要求”明かす 「より競争できるように…」
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セティエン監督、下部組織出身選手に定位置奪取のため「さらなる成長」を求める
これまでバルセロナは、数々の名手を下部組織から育て上げてきた。しかし、現在トップチームの指揮を執るキケ・セティエン監督は、アカデミー出身選手のレベルに満足していないようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスや同MFアンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)らを輩出してきたバルセロナの下部組織は、これまで他クラブから羨望のまなざしを向けられてきた。だが、セティエン監督にとって、現在のアカデミー育ちの選手は物足りないという。アカデミーについて問われたセティエン監督は、「人々は何を求めているのか。アカデミー出身者なのか、成長を続けることなのか」と、逆に尋ねた。
そして「私は、アカデミーが重要ではないと言いたいのではない。ただ、選手たちには必要なものが欠けていて、さらなる成長が求められる。より競争できるようにならないといけない。定位置を取るために、向上するように要求しているんだ」と、自身の考えを述べた。
現在もアルゼンチン代表FWリオネル・メッシら下部組織出身の選手はトップチームの主力として活躍し、FWアンス・ファティという新星も存在するが、その平均年齢は高まってきている。今後、ファンの期待に応えるとともに、セティエン監督を納得させるタレントは排出されるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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