プレミアリーグ、なぜ6月30日までの終了切望? 英メディア理由指摘「クラブが懸念」
選手契約の問題が浮上、7月以降は「所属クラブを離れることができる」
新型コロナウイルスが世界中で広がるなか、イングランドのプレミアリーグでは6月30日までにシーズン終了を望むクラブが増えているという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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中国の武漢市に端を発する新型コロナウイルスの感染は瞬く間に広がり、とりわけ欧米では甚大な被害が出ている。各スポーツ界に加え、サッカー界もシーズンの一時中断を強いられているなか、プレミアリーグでは6月30日までに今季を終えようとする動きが広がっているようだ。
記事では「選手契約のため、6月30日までにシーズンの終了を望むクラブが増えている」と指摘。17日に会合が開かれるなか、「コロナウイルスの流行により3月中旬から中断していた2019-20シーズンをどうやって終わらせるかが議題のトップになるのは当然のことだ」と報じている。
また複数のクラブが懸念を強めていると記し、「6月30日までにシーズンが終了しなければ、契約切れの選手やレンタル移籍の選手が所属クラブを離れることができる」という点を強調した。
さらに、あるプレミアリーグのオーナーは「会合では、財政的な存続に加えて、いつ、どのようなゲームをするか、そしてシーズンを放棄するかについて話し合うことになるだろう。悲しいことに、政府のルール次第ではシーズンが放棄される可能性もある」と語っているという。
選手とクラブ、リーグなど様々な思惑が交錯するなか、プレミアリーグは6月30日までにシーズンを終えることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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