横浜FC「35選手の最新市場価格ランキング」 1位は新加入FWの1.4億円…カズ、俊輔の評価額は?

横浜FCのベテランFW三浦知良とMF中村俊輔の市場価格は?【写真:NAGANO Noriko&高橋学】
横浜FCのベテランFW三浦知良とMF中村俊輔の市場価格は?【写真:NAGANO Noriko&高橋学】

【J1クラブ別推定市場価格|横浜FC編】チーム最高額はFW一美、18歳FW斉藤は4800万円の大幅アップ

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により第2節から中断が続く今季のJ1リーグは、5月23日に予定されていた第15節までの開催延期が決まった。現時点ではまだ1試合しか行われておらず、各チームの戦力を把握しきれていないファンも多いはずだ。そこで今回は、視点を変えた各チームの戦力分析を進めたい。

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 ドイツの移籍専門サイト「transfermarkt」が更新している選手の“市場価格”は、その選手の価値を測るために評価を数値化したもので、“推定移籍金”に近い意味を持つ。この市場価格をチームごとにまとめて比較・分析することで、J1リーグにおける各チームの戦力が見えてくる(※登録選手リストはJリーグ公式サイトを参照。市場価格は今季開幕時点)。

■横浜FC(J2/昨季2位)
選手市場価格総額:13億500万円
チーム内最高額選手:一美和成(1億4400万円)

 昨季J2を2位で終えてクラブ史上2度目のJ1昇格を決めた横浜FCは、多くの主力選手が残留。昨季の戦い方をベースに13年ぶりのJ1を戦うことになるようだ。昇格という成績を評価され、昨季に実績を残した若手は市場価格が上昇している。

 最も増加額が大きかったのが、1年目で右サイドに欠かせない存在となったMF中山克広で、5100万円アップさせ6000万円(9位タイ)となった。次に評価額を高めたのが、大きなポテンシャルを秘めた18歳FW斉藤光毅で、4800万円の増額となり市場価格をチーム2位タイの8400万円としている。こうした若き才能には、今季も市場価格を上げるような活躍が期待される。

 そうした昨季からの積み重ねを大事にしつつも、要所では的確な補強で戦力に厚みを持たせている。清水エスパルスから元日本代表GK六反勇治(8400万円/2位タイ)を期限付き移籍で獲得。また、特化した選手が定着しなかったボランチに、柏レイソルからMF手塚康平(4800万円/13位タイ)をレンタルで加入させている。同様に、柏へ移籍したDF北爪健吾の穴を埋めるべく、川崎フロンターレからのレンタルでDFマギーニョ(3600万円/15位タイ)を獲得。こうした新戦力が予定どおりチームに馴染むことができれば、欠点を減らすことができそうだ。

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