C・ロナウド“137億円”、中田英寿も選出 セリエAクラブ別「史上最高額移籍金」を特集
伊メディアが今季の全18クラブを対象に選出 中田は33億円でパルマ歴代最高額
新型コロナウイルスの影響により各国リーグが中断しているため、欧州では今夏の移籍市場に大きな影響が出るのではないかとの議論が巻き起こっている。そうしたなかイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、「セリエA全クラブの史上最も高額な移籍金で獲得した選手」を紹介。ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらが入ったなかで、元日本代表MF中田英寿も取り上げられている。
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まず現在リーグで首位を走っているユベントスが史上最も高額な移籍金で獲得した選手は、2018年夏にレアル・マドリードから加わったロナウドだ。その金額はアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの9000万ユーロ(約105億円)を超える1億1700万ユーロ(約137億円)。これはセリエA史上最高額の移籍金となっている。
その他、今季の上位チームではラツィオが2000年にパルマから獲得した元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポが5500万ユーロ(約64億円)、インテルがマンチェスター・ユナイテッドから獲得したベルギー代表FWロメロ・ルカクが6500万ユーロ(約76億円)で最高額選手入り。また名門クラブでは、ACミランが17年にユベントスから獲得したイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチの4200万ユーロ(約49億円)、ナポリも昨季にPSVから獲得したメキシコ代表FWイルビング・ロサーノの4200万ユーロ、ローマは17年にサンプドリアから獲得したチェコ代表FWパトリック・シックの3800万ユーロ(約44億円)となっている。
そして驚きだったのがパルマだ。一時は破産してクラブが消滅したことのある同クラブの史上最高額選手は、前身のパルマAC時代の2001年に獲得した中田だった。00-01シーズンにローマでセリエA制覇を成し遂げたなか、さらなる出場機会を求めてパルマへ移籍。この時に支払われた金額は2850万ユーロ(約33億円)となっている。
アジア人として唯一のクラブ別最高額選手入りを果たした中田。今後同様のリストに名を連ねる日本人選手は現れるのだろうか。