バルサが仏代表MFカンテ獲得へ レンタル移籍中のコウチーニョをトレードの駒に提案
トッテナムの仏代表MFエンドンベレ獲得が困難なため、チェルシーMFカンテに照準
スペインの強豪バルセロナは、チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテを獲得するために、現在期限付き移籍中の実力者をトレードの対象に提案するという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
バルセロナは、攻撃陣にパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールやインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの獲得を狙っている一方、中盤に関しても補強プランが進んでいるという。
当初はトッテナムのフランス代表MFタンギ・エンドンベレが候補に挙がったとされるが、可能性が低いという判断から方針転換。その対象がチェルシーのカンテだという。
そして、チェルシーを説得するための材料としてバイエルンに期限付き移籍中のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの保有権を交渉に含める可能性が高まっているようだ。
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は以前、新型コロナウイルスの感染拡大による中断とシーズン終了時期の絡みで、コウチーニョが6月30日以降にどのような扱いになるかFIFA(国際サッカー連盟)の判断を待たなくてはいけないと話していた。バルセロナはすでに来季の補強に向けてコウチーニョを計算のできる存在として組み込んでいるようだ。
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