冨安、“ベルギー経由5大リーグ行き”ベスト11に選出 「成長の余地を残している」
シント=トロイデンからボローニャに移籍した冨安をベルギーメディアが称賛
最近、多くの選手が欧州5大リーグ以外のリーグでキャリアをスタートさせ、そこから大きな飛躍を遂げている。ベルギーメディア「voetbalnieuws」は、「ベルギーから巣立っていった外国籍選手のベストイレブン」を紹介。昨夏にシント=トロイデンからセリエAの強豪ボローニャへ移籍した日本代表DF冨安健洋もメンバー入りを果たしている。
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「voetbalnieuws」は、ベルギーのジュピラー・リーグから「イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスの欧州5大リーグに多くの選手を送り出している」と紹介。ベルギーでプレーした経験のある外国籍選手の中からベストイレブンを形成している。
GKに現在ブライトンに所属するオーストラリア代表GKマシュー・ライアンが選ばれた中、DF部門に選ばれた選手は3人。現在ヘタフェに所属するトーゴ代表DFダコナム・ジェネ、ヘンクでプレーした後にナポリで世界最高のディフェンダーの一人へと成長したセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、そして昨夏にシント=トロイデンからボローニャへ移籍した冨安が選出されている。
「昨年夏に移籍した選手で唯一」のメンバー入りを果たした冨安については、「ボローニャでは主に右サイドバックとしてプレーしているが、本職のセンターバックもできる」と主張。そのうえで、「元シント=トロイデンの選手は、セリエAの最初の1年で十分できる力を示し、すでにドイツやイングランドのクラブからも関心を集めている。今や彼の市場価値は1300万ユーロ(約15億2000万円)以上に上昇し、シント=トロイデンが手放した時よりも上がっている。そのうえ、21歳の日本人はさらに成長の余地を残している」とし、冨安を評価している。
その他には、アルジェリア代表MFユーセフ・アタル、セルビア代表MFセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ、ナイジェリア代表MFウィルフリード・エンディディ、クロアチア代表MFイヴァン・ペリシッチ、ナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン、ジャマイカ代表FWレオン・ベイリー、セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチが選ばれている。
シント=トロイデンで飛躍を遂げ、新たな舞台としてイタリアへ移籍した冨安は、今もなおベルギーの人々から高い評価を受けているようだ。