18歳FW斉藤光毅は「デル・ピエロを彷彿」 セリエAの関心に海外注目「魅了する日本の新星」
横浜FCに在籍する斉藤は「真の掘り出し物」 偉大な先輩2人を「思い出させる」
横浜FCのFW斉藤光毅は今季からJ1の舞台に初挑戦するが、イタリアメディアは「カリアリとサッスオーロを魅了する日本のスター、斉藤光毅」と大々的に取り上げ、セリエAのクラブが18歳の新鋭アタッカーに関心を寄せていると報じている。
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横浜FCのアカデミーで育った斉藤は2018年に16歳11ヶ月11日でクラブ史上最年少のプロデビューを果たした。昨季はJ1昇格にも貢献。今年2月23日に行われた開幕戦のヴィッセル神戸戦(1-1)にベンチ入りするも、出番が回ってくることはなかった。
新型コロナウイルスの影響で開幕戦直後にリーグ中断を強いられ、J1デビューはお預けとなっている斉藤だが、イタリアメディア「カルチョ・スタイル」は「カリアリとサッスオーロを魅了する日本の新星、斉藤光毅」と見出しを打ち、セリエAから関心が寄せられていると報じている。
「非常に興味深いテクニック、スピード、そして並外れた打開力を備えている。また、圧巻のドリブルとゴールに対する自信に溢れている。動き方は(イタリア代表FW)フェデリコ・キエーザ、場合によっては(元イタリア代表FW)アレッサンドロ・デル・ピエロを彷彿させる」
記事では、果敢に仕掛ける斉藤のプレースタイルがイタリア代表をけん引する新旧アタッカーと類似した点を備えていると指摘したうえで、市場価格が100万ユーロ(約1億1000万円)であることから「真の掘り出し物」と表現している。
「イタリアに来れば、中田(英寿)、中村(俊輔)、三浦(知良)を思い出させるだろう」と横浜FCで共闘する偉大な先輩2人の名前も引き合いに出していた。2024年に控えているパリ五輪の世代ではあるが、2021年に延期された東京五輪に選出される可能性も残されている。セリエAに挑戦する斉藤の姿を見るのも、そう遠い未来ではないのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)