コロナ禍、Jリーガーが必需品5.5トン援助 母国注目「日本のアイドル」「感謝のお返し」
清水DFエウシーニョ、母国の地元コミュニティーに生活必需品を寄付
J1清水エスパルスに所属するブラジル人DFエウシーニョが、5.5トン分の生活必需品を自腹で購入し、困窮している母国の地元コミュニティーに寄付した。ブラジルメディア「FOLHA DO SUL ONLINE」は「日本のアイドルが寄付」と報じている。
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現在30歳のエウシーニョは、2015年にアメリカMGから川崎フロンターレへ加入。4シーズンにわたって主力としてプレーしてリーグ連覇(2017、18)に貢献し、自身もJリーグベストイレブンに2年連続で選ばれている。2019年から清水に活躍の場を移すと、昨季はリーグ戦27試合4ゴールの結果を残した。
今季でJリーグ6シーズン目を迎えるなか、リーグ開幕直後に新型コロナウイルスの影響でシーズンは中断している。そうした状況のなかでエウシーニョが地元のために動いた。記事では、コロナウイルスのパンデミックの現在の状況は、ブラジルの多くの家族に困難をもたらし「数十万の家族が新型コロナウイルスにより生計を失っており、さらに状況は悪化している」とブラジルの現状を伝えつつ、エウシーニョについて触れている。
「清水エスパルスに所属するエウシーニョは、アジアに住んでいても故郷に気を配り、社会的活動に熱心に取り組んでいる。この状況に敏感に反応した彼は、人々が飢えずに過ごせるようにする行動を取ることを決断した」
エウシーニョは地元にいる家族の助けも借りて準備を進め、「彼は自身の給与から5.5トン以上の食料を寄付した。いくつかの困窮しているコミュニティーへ届けられる」と記されている。お米や、豆、油、卵、衛生用品、トイレットペーパー、石鹸、歯磨き粉など、様々な生活必需品が届けられるという。
エウシーニョの意図として「地元から受け取ったすべての愛情に対する感謝のお返し」と言及。またエウシーニョの父は「このバスケットを受け取る人たちの喜ぶ姿が見られるのは素晴らしいし、本当にやりがいがある」と語っている。
母国ブラジルでも「日本のアイドルが寄付」として注目を集めているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)