アーセナル、選手とクラブの交渉決裂 “12.5%給与カット”を巡り内部紛糾
減収確実のアーセナル、クラブと選手が給与カットを巡って交渉
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、選手たちとクラブによる12.5%の給与カット交渉が決裂したという。英紙「テレグラフ」が報じている。
アーセナルは新型コロナウイルスの影響で中断しているプレミアリーグなどの公式戦により、減収が確実になっている。非常事態を乗り越えるために2週間にわたって選手側との交渉に臨んだものの、最新の提案である全体の8分の1にあたる12.5%の給与カットは拒否されたとした。
1年間にわたる給与カットの提案は先週末になされ、そこにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を確保できた場合はカットされるはずだった給与も支払われるという条項も含まれていたが、現在9位にあるアーセナルだけに選手たちはその条件に懐疑的で、合意に至る力にはならなかったとした。
この提案が承認されるためには選手全体のうち75%の賛同が必要だったが、賛成する選手もいたものの、合意に達する人数には不足したという。
イングランドでは給与カットを巡って世論も含めた大きな議論になっているとされるが、元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが「こういう時ばかりサッカー選手がターゲットにされる」と話すなど、選手側からは反発の声も根強い。今後もサッカー界における話題の一つとなりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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