バルサ英雄DFプジョル、伝説の“胸セーブ”に再脚光 「ピッチ上のライオン」
2002年のCLロコモティフ・モスクワ戦で飛び出したチームを救うスーパープレーを回顧
元スペイン代表DFカルレス・プジョル氏は現役時代にバルセロナ一筋で過ごし、圧倒的なリーダーシップで“偉大なるカピタン”と呼ばれた。アルゼンチン紙「Ole」は、18年前に飛び出した伝説の“胸セーブ”をリバイバル。「ピッチ上のライオン」「GKとしても行ける」と改めて称賛の声が上がっている。
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プジョル氏は、1995年にバルセロナの下部組織であるラ・マシアに加入。FWから守備的MFに転向し、その後サイドバックを務めるようになった。99年にトップチームデビューを飾ると、2014年に現役引退するまでバルセロナ一筋で身を捧げた。
アルゼンチン紙「Ole」は公式インスタグラムで「これがプジョルだ」と一本の動画を投稿。2002年10月23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節のロコモティフ・モスクワ戦(1-0)でのスーパープレーにスポットライトを当てている。
0-0で迎えた後半20分、ロコモティフがカウンターを仕掛け、元ナイジェリア代表FWジェームズ・オビオラがロングボールに抜け出す。バルサGKビクトル・バルデスがかわされたところにプジョルが猛スピードで回り込んで無人のゴール前に立ちはだかり、ペナルティーアーク付近から放たれたシュートに対して胸を突き出して阻止。絶体絶命の大ピンチを凌ぎ、後半31分に元オランダ代表DFフランク・デ・ブールの決勝点につなげた。
英メディア「sportskeeda」が選んだ「プジョルの輝かしい5つの瞬間」で「驚異的な“胸セーブ”」としてノミネートされたスーパープレーに、ファンからは「GKとしても行ける」「ピッチ上のライオン」「もはや怪物」「世界で最高のセンターバック」と改めて称賛の声が上がっていた。