ユーベの伊代表MF、今夏の“有効な交渉カード”として注目「主人公になり得る存在」

立ち位置が中途半端になっているユーべMFベルナルデスキ【写真:Getty Images】
立ち位置が中途半端になっているユーべMFベルナルデスキ【写真:Getty Images】

MF・ベルナルデスキ、国内外クラブとのトレードにおける重要な存在と伊メディア特集

 イタリア王者ユベントスは、来季に向けて多くの獲得候補選手の名前が挙がっている時期にあるが、そのなかで存在感を増している選手がいるという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、イタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキについて特集している。

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 ベルナルデスキは国内の名門フィオレンティーナから移籍加入して3年が過ぎようとしているが、前任のマッシミリアーノ・アッレグリ監督、現在のマウリツィオ・サッリ監督の下ではいずれも中途半端な立ち位置にある。絶対的な存在ではなく、一方で出場機会が極端に少ないわけでもないという時期を過ごすなかで、来季に向けての立ち位置は微妙だ。

 一方で、ベルナルデスキの存在はユベントスにとって“トレードの重要なカード”とされているという。

 国内ではACミランからイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマやブラジル代表MFルーカス・パケタの獲得を目指す時、インテルに現在パリ・サンジェルマン(PSG)へ期限付き移籍中のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの獲得を持ちかける時、ローマにイタリア代表MFロレンツォ・ペジェグリーニの獲得を提案する時、全ての場合で有効な交渉カードとしてベルナルデスキの存在があるとした。

 また、国外でもスペインの強豪バルセロナやイングランド・プレミアリーグのチェルシーに対して選手獲得交渉を持ちかける際に、ベルナルデスキについて前向きな評価をしている両クラブに対して有効なトレードの提案選手になるとしている。

 ある意味ではユベントスにおける「主人公になり得る存在」とやや皮肉めいた評価を与えられているのがベルナルデスキだとされた。テクニックに溢れる左利きのアタッカーは、ユベントスの補強が成立した時にもう1人の重要な存在として新天地が決まることになるのかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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