本田はミランの「建設者」 伊紙が背番号10のゲームメイク力を高く評価
パレルモ戦で先制点を導いたパスを称賛
ACミランの日本代表FW本田圭佑が、敵地パレルモ戦で公式戦9試合連続となる先発出場を果たし、2-0の勝利に貢献した。前半18分、コロンビア代表FWカルロス・バッカの先制点のお膳立てをするパスの見事さから「建設者」と地元メディアで評価されている。
地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」は6.5点の高評価を与えている。寸評では「ダービーの長い波の継続を確認した。10番の苦悩を背負っていないものの、いいゲームを組み立てる、『建設者』ということを確認させた」と評されている。波はイタリア語のオンダと発音される言葉で、前節のインテル戦で先制点をアシストした「ダービー男」の好調ぶりと重ね合わせて使われている。
そして、バッカの先制点をアシストしたDFイニャツィオ・アバーテに送った本田の起点となるパスが絶賛されている。最高点のバッカ、FWエムベイエ・ニアング、アバーテの7点に次ぐ及第点を手にした本田。公式戦9試合連続先発出場で、チームとともに上昇気流に乗っている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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