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欧州で唯一リーグ戦続行のベラルーシ、絶妙CK弾に海外注目 「コロナに妨害されない」
FCミンスクとBATEボリソフの一戦でベラルーシ代表MFネハイチクが決めた一撃に反響
新型コロナウイルスの影響で世界各国のリーグが中断を余儀なくされるなか、東欧ベラルーシはリーグ戦を続行。現地時間12日に生まれた直接コーナーキック(CK)弾に海外メディアは注目している。
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イタリアやスペインを筆頭に、ヨーロッパでは新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、多くの国がスポーツイベントの中止を決定。サッカーのリーグ戦も中断している。そのなかで、欧州内では比較的感染者が少ないベラルーシ(2919人/14日14時20分時点)はリーグ戦の開催を続けており、現地時間12日にはリーグ第4節が行われた。
FCミンスクとBATEボリソフの一戦は、敵地に乗り込んだBATEボリソフが前半だけで2点をリード。トドメの一撃が生まれたのが後半17分だった。
左CKを獲得したBATEボリソフはベラルーシ代表MFパベル・ネハイチクがキッカーを担当。インスイング気味のボールを蹴り込むと、ゴール前の混戦に気を取られた相手GKの反応が遅れ、パンチングの上を越えてそのままゴールに吸い込まれた。
新型コロナウイルスの影響で観客は474人と限られた数だったが、勝負を決定づける直接CK弾にはスタンドから歓声と拍手が送られた。
トルコテレビ局「TRT Spor」によれば、ベラルーシリーグは新型コロナウイルス騒動のなかヨーロッパで中止されていない唯一のリーグだという。記事では、「ベラルーシリーグのコーナーゴール」と見出しを打ち、「珍しいゴールの一つ」と伝えた。
また、海外サッカーサイト「BeSoccer」ポルトガル版は「ベラルーシでのゴールはサッカーが生きていることを示している。コロナウイルスに妨害されなかった唯一のゴール」と言及。チリのスポーツ専門メディア「AlAireLibre」も「とてつもない直接コーナーキック弾」と描写している。
世界中でサッカーのない生活が続くなか、ベラルーシではリーグ戦が続けられている。