「この街は素晴らしい」 大物J助っ人、日本人の振る舞いを称賛「ブラジル人に対してもとても礼儀正しい」
川崎FWレアンドロ・ダミアンが母国紙のインタビューに応じる「出て行くつもりはない」
新型コロナウイルスの影響により、Jリーグを含む各国のリーグが中断を余儀なくされている。昨年、J1の川崎フロンターレに加入した元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンは日本での2シーズン目を迎えたなか、母国メディアのインタビューに応じ、川崎での暮らしぶりやJリーグについて語った。
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中国・武漢が発生源とされる新型コロナウイルスは、全世界で猛威を振るっている。J1は2月21日~23日に開幕節を消化。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、第2節以降のリーグ中断が決定。5月23日に開催予定だった第15節までの延期が決まっている。
サガン鳥栖との開幕戦(2月22日/0-0)で先発出場したダミアンは、中断期間中にブラジルメディア「UOLエスポルチ」のインタビューに応じ、「最も難しく感じるのは、ブラジルに滞在する人がここに来られないこと、または我々がブラジルに帰れずにホームシックに陥ることだ」と、パンデミックにより家族や友人と離ればなれとなっている現状を嘆いた。一方で、川崎での暮らしぶりやJリーグでのプレーについてはこう語っている。
「この街は素晴らしい。人々はみんな、ブラジル人に対してとても礼儀正しく接し、尊敬してくれている。ブラジル人も同僚にいるので、友情を築けている。そして、ここでのサッカーは非常に競争が激しく、レベルが高い。だから、まだここを出て行くつもりはないよ」
昨季に加入したダミアンは当初先発に固定されていたが、川崎の流動的なパスサッカーへの適応に苦労し、シーズン途中からはスーパーサブの役回りが多くなった。それでも、かつて名門インテルナシオナルやフラメンゴでプレーし、2012年のロンドン五輪で得点王に輝いた大物助っ人は、さらなる活躍へ意欲を見せている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)