現ミラン10番の40m超“無回転ブレ球FK”に再脚光 「ボールが意志を持っている」
チャルハノールがハンブルガーSV時代に決めたFK 敵将クロップも「笑うしかなかった」
ACミランに所属するトルコ代表MFハカン・チャルハノールは、右足から放たれる正確無比なキックが売りの一つとなっている。多彩なFKは一級品で、英サッカー専門誌「ムンディアル」公式ツイッターは、チャルハノールが6年前のハンブルガーSV時代に決めたFKの映像を公開し、再びスポットライトを当てている。
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17歳のときにカールスルーエでプロデビューを果たしたチャルハノールは、そのシーズン後の2012年にハンブルガーSVと契約をするが、1年間はそのままカールスルーエに期限付き移籍。3部で17得点を挙げる活躍を見せた。しかも、そのうち7得点をFKから演出。若くしてFKの名手として名声を得るきっかけとなった。
その翌シーズンとなる2013-14シーズンには、衝撃的なFKを決めて世界的に名を轟かすことになった。2014年2月22日に行われたハンブルガーSV対ドルトムント(3-0)の一戦で、チャルハノールは40メートル超の位置で得たFKからゴールを狙う。空中で右に左にと不規則に変化するシュートは、元ドイツ代表GKロマン・ヴァイデンフェラーを惑わしてゴール左隅に決まった。
「ムンディアル」誌は、その衝撃的なFK映像を公式ツイッターで公開。「ハカン・チャルハノールがドルトムント戦で決めた40メートル超の大きく変化するFKは最高で、ユルゲン・クロップは笑うしかなかった」とコメントを添えている。
この映像を見たファンは、「絶妙」「化け物だ」「ボールが意志を持っているようだ」「曲がって、曲がった」「ボールが2回もカーブしている」「GKは気の毒だ」「史上最高のフリーキッカーの1人」と、賛辞のコメントを投稿している。
その後、チャルハノールはレバークーゼンを経て、2017年からは名門ミランで10番を背負っている。イタリアの地でも、再び世界を震撼させるようなFKを見せてもらいたいところだ。