レアルがムバッペ&ハーランドのダブル獲りへ “1年がかり”で夢の2トップ形成を計画

コロナ禍の経済危機でレアルはムバッペ獲得を1年間見送り 今夏はハーランドに照準か
レアル・マドリードは、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペとドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの2人に、近未来の前線を任せたいと考えているようだ。スペイン紙「マルカ」は、ハーランドを2020年、ムバッペを2021年に獲得しようとレアルは青写真を描いていると伝えている。
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ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスに移籍して以降、レアルはストライカー不足となっており、結果を残す若手FWは必ず獲得リストに挙げられてきたと言っていい。ムバッペはその最有力候補だが、最近では、ザルツブルクからドルトムントに移籍してブレイクを果たしたハーランドの名も頻繁に報じられている。
銀河系軍団のレアルは、ムバッペとハーランドの両方を獲得しようと計画を練っているという。
本来であれば、レアルは今夏にムバッペの獲得を予定していたが、コロナ禍による経済危機の影響で3億ユーロ(約356億円)という移籍金の捻出が難しくなり、今夏の獲得は難しいと言われるようになった。一方、ハーランドは今冬にドルトムントへ移籍したばかりで、代理人のミノ・ライオラ氏も2021年まではブンデスリーガでプレーさせる計画を明言。しかし、予想以上の活躍ぶりに複数のビッグクラブが獲得を熱望。7500万ユーロ(約89億円)に設定されているという移籍金も、レアルはお手心価格と考えて獲得に前向きになっているという。
ムバッペとPSGの契約期間は2022年6月まで。来夏になれば残す契約期間が1年を切り、高額な移籍金は半減すると言われている。そこでレアルはムバッペの獲得を1年間見送って、今夏にハーランドを獲得しようと計画を立て始めたという。
ムバッペは現在21歳で、ハーランドは現在19歳。レアルが青写真に描いたとおりシーズンをまたいで両者を獲得したとなると、向こう10年の活躍は必至。1年間待ってでも実現させたい移籍なのは明白と言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)