レアル、カゼミーロの後釜候補に3人をピックアップ 「実現可能なオプション」は?
チェルシーMFカンテ、レンヌ17歳MFカマヴィンガ、リールMFスマレが候補に浮上
レアル・マドリードがブラジル代表MFカゼミーロの後釜となる新たなMFの獲得を狙っているようだ。スペイン紙「AS」によれば、チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテら3選手が候補になっているという。
安定感ある守備でチームに安定感をもたらすカゼミーロ。タレント豊富なレアルとはいえ、このブラジル代表と同じ“心臓部”の役割をこなせる選手は不足している状況だ。今後に向けて代役確保は重要な課題となっているようだ。
そこで新戦力として3人の選手をリストアップしていると「AS」紙は指摘。最有力オプションとして名前が挙がっているのは、フランスのスタッド・レンヌでプレーする17歳のU-21フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガだ。将来性は豊かで、フィジカルの強さとテクニックも兼ね備え「無限の可能性を秘めている」と称されている。今季リーグアンでは25試合(先発24試合)に出場している要注目の逸材だ。
2人目は即戦力と言えるチェルシーのフランス代表MFカンテだ。プレミアリーグ優勝2回(レスター、チェルシー)、フランス代表として18年ロシア・ワールドカップ制覇の実績を持つ守備的MFの第一人者。かつてレアルでプレーした元フランス代表MFクロード・マケレレとも比較されるダイナモもレアルが狙う一人のようだ。
3人目はリールのU-21フランス代表MFブバカリ・スマレだ。3選手の中では最も安価で獲得可能な選手と見られているようだが、欧州王者のリバプールも関心を示し始めているようだ。
実績、実力を考慮すればやはりカンテが最もカゼミーロに近い存在だが、その年齢(29歳)や移籍金(推定7000万ユーロ/約82億円)がネックとなる。そのため、将来性に期待が懸かる17歳のカマヴィンガが「より望ましく、実現可能なオプション」と考えられているようだ。