仏代表FWデンベレ、コロナ禍でバルサ残留か 移籍金71億円を満たすクラブが現れず
デンベレの加入後稼働率は30% 右足の負傷で復帰に6カ月を要し、クラブも見切りか
バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレは、今夏の移籍市場での放出が噂されていた。しかし、新型コロナウイルスの大流行により6000万ユーロ(約71億円)の要求額を満たすクラブがなく、少なくともあと1年は残留する見通しとなった。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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デンベレは2017年にドルトムントからバルセロナへ移籍。同年にパリ・サンジェルマンへと渡ったブラジル代表FWネイマールの代役として期待がかかっていたものの、遅刻癖や度重なる負傷などネガティブな話題が先行していた。
スペイン紙「AS」によれば、相次ぐ負傷に悩まされているデンベレは試合での稼働率がわずか30%にとどまっているという。今年2月には右ハムストリングを手術し、復帰には6カ月間要すると発表されている。クラブはいよいよデンベレに見切りをつけ、今夏にも売却を望んでいるとも報じられていた。
しかし、新型コロナウイルスの影響で状況は変化しているようだ。バルサはデンベレの移籍金を6000万ユーロ(約71億円)と設定しているが、コロナ禍での経済的な打撃によりこれに見合うオファーを準備できるクラブはないという。
1億2400万ユーロ(約146億円)の高額移籍金でバルセロナに加入したデンベレだが、現在は当時の半値でも買い手が見つかりそうにない状況。少なくともあと1年はバルセロナで過ごすことになりそうだ。
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