「センセーショナル」なCKと「光り輝く」パス 辛辣な地元紙もミラン本田に最高点
パレルモ戦MOMに選出「主役になった」
ACミランの日本代表FW本田圭佑が、敵地パレルモ戦で公式戦9試合連続となる先発出場を果たし、2-0の勝利に貢献した。イタリア地元紙は本田をマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選び、「すぐに主役になった」と評価するなど絶賛モードが続いている。
イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、本田に単独の最高点となる7点を与え、MOMに選出している。「すぐに主役になった。コーナーからダイレクトにゴールを決めようとした、シュート、そして、ルートを見つけた。アバーテがバッカ(のゴール)を駆り立てる。この通路の奥には、余裕の勝ち点3があった。メイド・イン・ジャパン」と、寸評で本田を「主役」と絶賛していた。
前半6分の直接CKのチャンスでシュートを狙う積極性、前半18分にエースFWカルロス・バッカのゴールをアシストしたDFイニャツィオ・アバーテへのパスも、評価の対象になっていた。
「トゥット・スポルト」紙も7点の合格点を与えている。バッカ、DFクリスティアン・サパタと同じチーム最高点となった。「CKからセンセーショナルで、惜しいシュートを放ち、ゴールしそうだった。そして、そこから1-0とする光り輝くアバーテへのボールが生まれた」と、いずれもCKとアバーテへのパスが称賛の対象となっている。
前節インテルとのダービーマッチで勝利に貢献し、サポーターの罵声を喝采に変えた本田は、辛辣なイタリアメディアからの風向きも一気に変えている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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